「黒酢にんにくは自分で作れる?」
と考える方もいるかと思います。当然、手間はかかりますが、黒酢にんにくのサプリメントを購入するよりは節約して、黒酢にんにくを摂取することができるからです。毎日、黒酢にんにくを作っても区ではないという方はチャレンジしてみると良いでしょう。
黒酢にんにくの作り方の概要
実は作り方はとてもシンプルです。専用の容器ににんにくと黒酢を入れてしばらくの間置くだけで出来上がります。
黒酢にんにくの作り方
1.必要なものを用意する
黒酢にんにくを自分で作るために必要なもの
- にんにく(ブランドにんにく、黒にんにくなど、お好みのにんにく)
- 黒酢(もろみ黒酢、純玄米黒酢など、お好みの黒酢)
- 容器
- アルコール消毒スプレー
です。
にんにくと黒酢の量はどうするの?
作る黒酢にんにくの量によって異なります。
目安の分量は
にんにく約1房(6片) : 黒酢 約200ml
です。
- にんにく約1房(6片) : 黒酢 約200ml
- にんにく約2房(12片) : 黒酢 約400ml
- にんにく約3房(18片) : 黒酢 約600ml
- にんにく約4房(24片) : 黒酢 約800ml
- にんにく約5房(30片) : 黒酢 約1000ml
容器はどういうものが必要なの?
保存容器は
- 密閉できるもの
- フタが閉まるもの
- 作りたい黒酢にんにくの量が入るもの
であれば、問題ありません。
ぬか漬けや梅干し、オリーブオイル、果実酒を作るような保存容器がふさわしいです。
アルコール消毒スプレーとは?
アルコール消毒スプレーは、身体に害のないキッチン用の消毒スプレーを使って、殺菌してから黒酢にんにくを作る必要があります。長時間保存する必要があるので、殺菌は必須なのです。
消毒スプレーを使わなくても、アルコール消毒は可能です。焼酎やホワイトリカー、ウォッカなど、アルコール度数の高いお酒を使います。
1.ビンをよく洗って、乾かす。
2.少量のお酒をビンに入れ、ビンを振りながら、すすぐ
3.フタはお酒をしみ込ませたキッチンペーパーやフキンで拭く
4.お酒を捨てる
2.下準備をします。
「にんにく」の皮をむいて、1片ずつの小分けにします。
小分けにする前に1分30秒程度過熱しておくと「にんにく」の皮が剥きやすくなります。また、皮ごとレンジで加熱することで、特有の香りが際立ちます。その後、皮をむいてから漬けるのがおすすめです。
3.黒酢とにんにくを入れる
用意した容器に「黒酢」と「にんにく」を入れます。
容器に「黒酢」と「にんにく」のスペースができてしまうと、十分に密閉できないため、容器購入時に「黒酢」と「にんにく」がちょうど入るような大きさの容器を選ぶ必要があります。
4.保存します。
「黒酢」と「にんにく」を入れら、フタを閉めます。フタの閉め忘れに注意して完全に密閉する必要があります。密閉されていないと容器の中で発酵・熟成が上手くすすまないのです。
直射日光の当たらない日陰の涼しいところに保存します。虫の侵入が心配な方は虫が入りにくい場所を選んで置いておきます。
最低でも、1ヶ月は保存しておく必要があります。
涼しい冷暗所がなければ、冷蔵庫でも問題ありません。
5.1カ月後黒酢にんにく完成
漬けはじめの当初は青緑色になりますが、次第に黄金色になり、1カ月後に黄金色になっていれば、成功です。黒酢にんにくができています。
自家製の黒酢にんにくと市販の黒酢にんにくの違いは?
素材が違う
自家製のものでも、「ブランドにんにく」「九州産のブランド黒酢」を用いれば遜色ありませんが、市販されているものは、黒酢にんにくに適した素材を厳選しています。
安全性が違う
当然、市販のものはそれなりに厳重な管理のもとISO規格に沿った製造工程で作られるものが多くなっています。菌などの検査もあるので、自家製のものよりは安全性は高くなります。
栄養素にはそれほど違いはない
素材の違いというものはありますが、同じ素材を使えば、自分で作った黒酢にんにくでも、市販の黒酢にんにくサプリメントでも、栄養素にはそれほど違いはありません。ただし、市販の黒酢にんにくサプリメントの場合は、他の成分が含まれていることがあります。
重要なのは毎日継続的に摂取できるか?どうか?
節約したいのであれば自分で黒酢にんにくを作っても、全く問題ありません。
黒酢にんにくに限らず健康食品というのは、最低でも2ヶ月以上は継続摂取しないと効果がでてこないものです。
そのため「続けられるか?どうか?」というのが重要なのです。
自分で作ってみたけど、やっぱり面倒くさいという方は、市販の黒酢にんにくサプリメントを利用することをおすすめします。