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黒酢の効果効能、黒酢にんにくの効果効能のひとつに「血中コレステロール値の低下」というものがあります。黒酢で血中コレステロール値の低下効果が期待できる理由について解説します。

1.黒酢の有効成分「酢酸」が血中コレステロール値を下げる

黒酢には「酢酸」という成分が含まれています。

コレステロールには悪玉コレステロール「LDLコレステロール」と善玉コレステロール「HDLコレステロール」があるのですが、悪玉コレステロール「LDLコレステロール」は動脈硬化を引き起こす原因とされている一方、善玉コレステロール「HDLコレステロール」には動脈硬化の発生、悪化を防ぐ働きがあるのです。

実際に臨床試験などで、黒酢がこの善玉コレステロール「HDLコレステロール」を減らさずに悪玉コレステロール「LDLコレステロール」を減らしてくれる効果があることが立証されているのです。

動脈硬化などの生活習慣病と呼ばれる症状に効果が期待されているのです。

研究結果

毎日の食酢の摂取目安は大さじ(約15ml)1杯で実際に下記のような研究結果が出ています。(約15ml)のお酢を摂取した方とお酢を摂取していな方の血圧の推移です。

摂取し始めて12週、約3か月で血中コレステロール値が下がっていることがわかります。摂取を辞めてから1カ月後も、血中コレステロール値はやや上昇しているものの、摂取していない方と比較して低い数字が保たれているのです。

「食酢飲料の血中総コレステロールに及ぼす影響及び安全性の検討」グラフ

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出典:健康・栄養食品研究 2005

まとめ

黒酢・黒酢にんにくの「酢酸」成分は血中コレステロール値を下げる効果が期待できます。その中でも悪玉コレステロールのみの数値を下げることがわかっているため、生活習慣病の予防に気を付けたい方にもおすすめできるのです。

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