黒酢の効果効能、黒酢にんにくの効果効能のひとつに「尿酸値低下・通風改善」というものがあります。黒酢で尿酸値低下・通風改善効果が期待できる理由について解説します。
1.通風は尿酸値が高い「高尿酸血症」が原因
通風は、体内の尿酸が増えてしまい、血中に溶けきれなくなってしまうことで発生します。
通常は、血液に尿酸は溶けて体内を循環しているのですが、溶けきれなくなって余った尿酸が結晶化することで、関節に沈着して関節炎を引き起こすのです。
つまり、「高尿酸血症」にならないように血液中の尿酸値を引き下げることが通風予防・通風改善に重要なことなのです。
2.黒酢のクエン酸には尿をアルカリ化する作用がある
尿酸というのは、名前からわかるとおり「酸性」の物質です。
酸性の物質はアルカリ性の尿に良く溶けることになるため、尿をアルカリ化することで血液中の尿酸の排出を促進する作用があるのです。
クエン酸が尿をアルカリ化することは科学的に立証されており、痛風治療薬の「ウラリット」の主成分「クエン酸ナトリウム」も、「クエン酸」なのです。
クエン酸を多く含む食品には、梅干、グレープフルーツやイチゴなどがありますが、黒酢には他にも様々な効果があるため、通風予防・通風改善に注目されている成分なのです。
3.1日2gのクエン酸が必要
痛風改善には、1日2gのクエン酸が必要と言われています。
黒酢から2gのクエン酸を摂取するためには、10~20ml前後の黒酢が必要になります。
まとめ
黒酢に含まれているクエン酸成分が尿をアルカリ性にすることで、通風の原因である尿酸の排出を促進するのです。
黒酢は通風で悩んでいる方にもおすすめなのです。